マリンマックスのCFOが人事異動で取締役会から退任
ダニエル・シアッパがマリンマックスの取締役に任命されました
マリンマックスは、ダニエル・シアッパ氏を即時発効で取締役に任命しました。この発表は、同社が現在進めている取締役会刷新プロセスの一環であり、最高財務責任者(CFO)のマイケル・H・マクラム氏の退任も含まれています。
マクラン氏は引き続きマリンマックスの執行副社長兼最高財務責任者を務めます。今回の人事異動により、マリンマックスの取締役会は8名の取締役で構成され、そのうち7名は社外取締役となります。
57歳のシアッパ氏は、クラウドプラットフォーム、研究開発、サイバーセキュリティ、そして大規模製品組織における豊富な経験を有しています。現在はアークティック・ウルフ・ネットワークスのテクノロジー&サービス担当社長を務め、2,000人規模のグローバル組織において、製品管理、研究開発、脅威インテリジェンス、戦略、アライアンス、SOC運用、サポート、インシデント対応、コンシェルジュサービスを統括しています。
ソフォスではエグゼクティブバイスプレジデント兼最高製品責任者を務め、1,000人以上の従業員を擁する1億ドル規模の事業を率いました。また、RSA(EMC)ではシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーを務め、マイクロソフトではWindowsセキュリティ、アイデンティティサービス、モバイル広告を担当するゼネラルマネージャーを複数務めました。さらに、Vingage、Kodak/PictureVision、Informix、Oracleでも役員職を歴任し、18件以上の特許を保有しています。
マリンマックス取締役会長のレベッカ・ホワイトは次のように述べています。「ダニエルの任命は、取締役会の専門知識がマリンマックスの長期的な戦略的優先事項と密接に連携することを確実にするという当社のコミットメントを強調するものです。イノベーションを推進し、複雑なグローバル事業を拡大してきた彼の実績は、当社の成長ビジョンと合致しています。レクリエーション用マリン業界のデジタル変革を推進していく中で、ダニエルの洞察は、取締役会が技術投資やデジタル機能の拡大について決定を下す上で非常に貴重なものとなるでしょう。」
ホワイトは次のように付け加えています。「取締役会を代表して、マイク氏に21年以上にわたりマリンマックス取締役会で献身的に尽力いただいたことに感謝申し上げます。マイク氏は引き続き当社の最高財務責任者(CFO)として取締役会の議論に貢献し、その豊富な業界経験と組織に関する知識を取締役会が引き続き活用できるよう尽力してまいります。今回の人事異動は、マリンマックスが強固なコーポレートガバナンスの実践と、取締役会の慎重な後継者計画への継続的なコミットメントを反映しています。」
シアッパ氏は取締役会の監査委員会に任命されました。マリンマックス社は、同氏の技術戦略、企業リスク管理、サイバーセキュリティ監視における経験が、同社の戦略的成長イニシアチブに貢献すると述べています。



